こんな風に思ったことありませんか。
このページを読むとこんなことがわかります。
製造業(製造派遣)はやめとけと言われる理由
製造業(製造派遣)はやめとけってどんな意味なのか
製造業(製造派遣)はやめとけってやってみてからでも遅くはない
もくじ
製造業(製造派遣)はやめとけと言われる理由
ネット検索してたり、製造業で働いたことがある友人などから
「製造はやめとけ」
とか
「製造業はやめたほうがいいよ」
と見たり言われたりしたことはないでしょうか。
「給料も高いし社宅も無料だし、製造業に興味があって応募しようと思ったのに」
いきなりやめとけって言われるとものすごく不安になりますよね。
では、本当に製造業(製造派遣)で働くのはやめた方がいいのか
それは、
「むしろやってみた方がいい」
と思います。
人に言われたりちょっとネットで見たからってやめるのはもったいないです。
それはなぜかというと
- 製造といってもさまざまな職種がある
- 他業種より待遇条件がかなりいい求人が多数ある
- 未経験者が多いので同じレベルの人が多い
といった理由があるからです。
でもやっぱり不安ですよね。
では、なぜ製造業(製造派遣)はやめとけと言われるのか説明しましょう。
製造業はやめとけと言われる原因の退職理由ベスト3です。
- 作業がきつい、単調といった作業内容が合わない
- 現場で社員からきついとか冷たい言動を受けた
- 勤務シフトが合わない
一つずつ説明していきましょう。
作業がきつい、単調といった作業内容が合わない
私が派遣管理担当者の時にこの理由で退職する人が一番多かったです。
製造業(製造派遣)の仕事でこんなことを想像しませんか?
- ずっと体を動かして肉体的にきつそう
- 何時間もずっと同じ作業を繰り返してつまらなそう
実際はどうか。
想像通りです。
正確に言うと想像通りの作業内容の仕事もあります。
『ずっと体を動かして肉体的にきつそう』
の業務の代表例は自動車のライン製造です。
これはテレビで見たことがあると思います。
つぎつぎと流れてくる車体に部品を組み付けていく業務です。
正直この業務では退職者は多めです。
勤務期間も半年~1年で辞める人が多いです。
次に
『何時間もずっと同じ作業を繰り返してつまらなそう』
ですが、これは多くの現場で当てはまります。
私が派遣社員の時に経験したのが製品検査でした。
これも終日同じ製品をずーっと顕微鏡で検査するという内容で単調な作業でした。
この業務は退職者は多くはないですが、作業が合う人合わない人がはっきりしています。
私は別に苦にならなかったので終了まで2年間勤務しました。
でも、私と一緒に配属された人はずっと座っての顕微鏡検査が苦痛で1週間で辞めていきました。
まあこれはかなり極端な例ですが。
この1週間で辞めた人は間違いなく製造業(製造派遣)はやめとけと言うでしょう。
私には楽に感じられて、給料も高かったので知人数名に紹介して入社して一緒に働いていました。
作業内容が合う合わないは人それぞれということです。
現場で社員からきついとか冷たい言動を受けた
この退職理由も多いです。
よくあるのが
- 放置されて教えてくれない
- 見下したような態度をとられた
- 知らないことを聞くと不機嫌になる
といった社員の言動による理由です。
これは事実なのかといいうと
事実です。
ただし、すべての現場がこのような環境ではないです。
私が派遣で勤務した職場はかなり製造に追われてバタバタしてましたが、そんな態度をされたことはありませんでした。
でも、全体的にみると製造業の職場は多いのかもしれません。
それはなぜか。
これまでの経験から感じたことは
『製造業で働く人は、人とのコミュニケーションが苦手な人が多い』
からです。
製造の現場はもともとそれほど人と話したりする場面が多くはないです。
働いている社員も人とのコミュニケーションを苦手としている人は少なくはないと思います。
また、現場によって忙しすぎて新人に教えている余裕がない時もあります。
そのような現場に配属された場合、タイミング悪く
- 放置されたり
- 冷たい態度を取られたり
することがあります。
ただ、これは製造業に限ったことではないと思います。
飲食店などでも忙しい時はこんな感じではないでしょうか。
製造業で働いている人でも優しくていい人はたくさんいます。
あと、受け取る側の感じ方や教えてもらう時の態度なんかも大いに関係があります。
入社したばかりなのにやる気がなくて仕方なく連れてこられたような態度をする人もいます。
これだと教える方もテンション下がって教えたくなくなるのもわかりますよね。
社員の態度がきつかったり、冷たかったりしてもそこですぐに判断しない方がいいです。
勤務シフトが合わない
製造業の現場では交代勤務のシフトがかなり多いです。
勤務パターンもいろいろあります。
2交代や3交代の交代勤務はもちろん、3勤3休や4勤2休といったシフトもあります。
こいった変則的なシフトが合わない人もいます。
「夜勤になると頭痛になる」
とか
「交代勤務で昼寝れない」
といった感じです。
このように交代勤務に合わない場合は残念ながら退職しかないです。
交代勤務のない製造の仕事か、日勤のみの別業種で働いた方がいいです。
こればっかりは努力や根性で良くなるもではないので仕方がないです。
製造業(製造派遣)はやめとけってどんな意味なのか
「製造業はやめとけ」っていう人はなぜそんなことを言うか大体想像できますよね。
なぜそんなことを言うのか、それは
過去に製造業で働いてつらい思いとか嫌な思いをしたからです。
- 肉体的にかなりつらい思いをした
- 単調な作業が我慢できなくて苦痛だった
- 現場の人間関係で嫌な思いをした
こんな感じです。
当たり前ですが、楽だったり楽しかったりいい思いをすれば逆に勧めますよね。
でもこれってほかの仕事でも言えることだと思います。
建設現場作業員や土木作業員も体力的にきつい作業があります。
一日中データ入力作業をするのも単調な作業ですよね。
人間関係で嫌な思いをしたことは業種問わず多くの人が経験していると思います。
と考えると、「製造業はやめとけ」
という人は、
単純に製造業で働いていた時に、自分が耐えられないくらいそのどれかに当てはまった出来事を経験した。
ということなんです。
それがサービス業で経験していれば、
「サービス業はやめとけ」
になり
「建設業はやめとけ」
「運輸業はやめとけ」・・・
となるのです。
「製造業はやめとけ」と言った人が経験した業務以外で求人を探せば、少なくともつらい思いや嫌な思いをしないで済みます。
製造業(製造派遣)はやめとけってやってみてからでも遅くはない
「製造業はやめとけ」って言われても、
- 給料が高かったり
- 社宅無料があったり
- 入社祝い金があったり
魅力的な製造業の求人って多いですよね。
ここで人に言われたからって
「じゃあやめとくか」
ってなるのはすご~くもったいないです。
経験してからでも遅くはないですし、逆に
「この仕事自分に合ってるんだけど」
とか
「こんな楽な作業でこんなにもらえるの?」
って思う人も少なくはないです。
私が派遣管理担当者の時にこういうフレーズどんなに聞いたことか。
数え切れません。
製造業の派遣管理担当経験者から見ると
「製造業はやめとけ」な求人ばかりではありません。
前の方でも書きましたが、
- 製造といってもさまざまな職種がある
- 他業種より待遇条件がかなりいい求人が多数ある
- 未経験者が多いので同じレベルの人が多い
といったメリットもあります。
一つずつ説明していきましょう。
製造といってもさまざまな職種がある
製造業といっても製造されている製品だけでもかなりの種類があります。
自動車、パソコン、スマホ、電子部品、半導体、医薬品、食品・・・
数えたらきりがないくらいあります。
作業内容もさまざまです。
ライン製造、外観検査、装置のオペレーター、梱包、組立て・・・
肉体的にハードなものから、座ってずっと見るだけとか、部品をセットするだけといった楽な作業まで幅広くあります。
これだけあれば、自分にとっては向いていない作業もあれば、問題なくこなせる作業もあります。
求人内容を見て、応募する前にネットで作業を検索してみるといいと思います。
あと、自分は体を動かすのが向いているのか、ずっと同じ仕事でも苦痛でないのかを考えた上で応募するようにしましょう。
また、応募した際に実際の詳しい作業内容や疑問に思うことも積極的に聞くことで、失敗する確率は低くなります。
たとえ失敗しても、次は違う作業にチャレンジすればいいだけです。
何回でもいろんな作業にチャレンジできます。
他業種より待遇条件がかなりいい求人が多数ある
求人誌やネットで製造業(製造派遣)の求人を見ると、他の業種ではありえない好待遇の求人を目にすると思います。
特に魅力的なのは、
- 給料が高かったり
- 社宅無料があったり
- 入社祝い金があったり
といった内容だと思います。
こういった好条件の求人を初めて目にすると、
「なんか怪しいな」
とか
「嘘なんじゃない?」
と思ったりする人も少なくはないです。
でも、求人内容に嘘があれば罰せられる可能性もありますし、悪いうわさが流れて誰も応募しなくなります。
派遣会社によって、
『○○万円以上可能!』
というのは少し盛っている場合もあります。
残業や休出をかなりやればもらえるという内容の求人もあるので注意が必要です。
社宅無料や入社祝い金支給は怪しくはないですが、細かな規定があるので面接時に確認した方がいいです。
欠勤の回数や在籍期間でもらえなくなる場合もあります。
未経験者が多いので同じレベルの人が多い
製造業(製造派遣)に応募する人で製造未経験の割合は低くはないです。
求人によって違いはありますが、多ければ4割が製造未経験といった場合もあります。
製造未経験者が多いとスキルが低い人が多いので安心できると思います。
また、現場でも丁寧に教えてくれたり、しっかりと教育をしてくれたりします。
製造業(製造派遣)の現場では様々な異業種経験者がいます。
前職が営業職、販売職、美容師、調理師、介護職・・・
製造業が全く未経験でも多くの人が、短い期間で作業を覚えて普通に仕事しています。
工場見学で現場の作業風景を見るとみんながベテランに見えます。
私も製造派遣で初めて工場に配属された時、みんな作業服で忙しく作業をしていて
全員がベテランに見えました。
でも、実際に仕事をしていくと、経験が浅かったりあまり仕事ができなかったりといろんなものが見えてきます。
なぜ全員がベテランに見えるのか、それは
作業服姿を見て勝手に自分がそう思い込んでしまうからです。
製造派遣の現場でベテランなんて逆に少ないかもしれません。
製造派遣経験が長い人は結構いますが、みんな仕事ができる訳ではないです。
心配になったり、不安になる必要はありません。
製造業(製造派遣)はやめとけと言われる理由のまとめ
製造業(製造派遣)はやめとけと言われる理由のまとめです。
繰り返しになりますが、
「製造業はやめとけ」
と言う人は過去に製造業で何かしら、
- つらい思いをしたり
- 嫌な思いをした
といったネガティブな経験をした人です。
それがたった一度嫌な思いをしただけで製造業で働くのを辞めた人かもしれません。
たった一度の嫌な経験で「製造業はやめとけ」というのはどうなのかなと思います。
そんな人に「製造業はやめとけ」と言われても納得いかないし、
「いやあなたそれ一回だけでしょ?」
ってツッコミたくなります。
なので、求人誌やネットの求人で
- 給料が高かったり
- 社宅無料があったり
- 入社祝い金があったり
気になるものがあればすぐに応募した方がいいです。
製造の求人は常に採用数が増えたり減ったり動いています。
いきなり募集が止まったりもします。
ぐずぐず悩んでると
「応募すればよかった~」
と後悔することになります。
まずは応募してみて、業務内容や条件を確認してなんか気持ちが乗らないなと思えばそこで辞退してもいいんです。
応募 = 絶対入社
ではありません。
気になることがあれば面接でガンガン聞いていけばいいんです。
「疑問を全部聞いて納得して入社したのに失敗した」
ということもあるかもしれません。
その場合はまた別な求人にチャレンジすればいいだけです。
製造派遣の業界ではそんな人普通にいます。
派遣会社を転々とぐるぐる回ってる人も少なくはないです。
「製造業はやめとけ」
という人がいればその理由をしっかりと聞いて、その人が働いた求人以外で探せばいいんです。
決して
「そうですね、じゃあやめときます」
と素直に従わないでください。
製造業の中にはいい思いをする求人もたくさんありますから。