こんな風に思ったことありませんか。
このページを読むとこんなことがわかります。
- 工場の派遣は何が底辺なのか
- 工場の派遣で働く派遣社員は実際どう思っているか
- 工場の派遣が底辺と感じている人はどうすればいい
もくじ
工場の派遣は何が底辺なのか
「工場の派遣は底辺だ」とネットなどで派遣社員が言っているのを見たことがあると思います。
では実際に派遣社員は底辺なのか。
それは
工場の派遣は底辺と思う思わないは自分次第
ではないでしょうか。
私は過去に派遣社員として3年程現場で働いたことがありますが、その時底辺と思ったことはなかったです。
時給が高かったですし、残業もかなりしたので正社員よりも月給はかなり高く満足していました。
たまたまかもしれませんが、私の周りで「派遣社員は底辺だ」と言ったり思ったりしている人はいませんでした。
ただ、その後いわゆる”派遣切り”に遭い終了となった時は
「派遣社員ってこんもんなんだな」
「こういう時正社員はいいよな」
と思いました。
”工場の派遣は底辺”と思う人は次のようなことが原因ではないでしょうか。
- 派遣切りに遭って終了の経験がある
- 時給が安い仕事をしている
- 正社員から見下された
- 派遣は使い捨てだと思っている
- 転職を失敗して正社員になれない
1つずつ説明していきましょう。
派遣切りに遭って終了の経験がある
最初の方で”派遣切り”に遭ったことがあると私の経験でも書きました。
私のように、実際に生産減少などで一斉に派遣終了となると正社員との違いを思い知らされます。
こんな時は「正社員はいいよな」と思います。
”派遣切り”になる時というのは、私の時もそうですが社会的にインパクトがあるマイナスのイベントが起こる場合が多いです。
世界的な不況などです。
しかも、社会全体なので次の派遣先で働こうと思っても全然求人がなく、ただ不安で「この先どうなるんだ」とネガティブなことばかり考えるようになります。
実際に私がそうでした。
そういった時に、工場の派遣は底辺だと思う人もいるのではないでしょうか。
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時給が安い仕事をしている
私が派遣社員として働いていた時、高い時給だったと書きましたがその後派遣切りに遭い、仕事がなかなか見つからず数年間コンビニでアルバイトをしていました。
派遣社員で働いていた時よりも時給が半分くらいになりました。
派遣の求人を見ていると「安いな~」と思うことがあります。
「こんな安い時給で働いている人ってどう思ってるんだろう」
とよく思うのですが、私が実際に安い時給のコンビニアルバイトをしていた時はこれが正に底辺なんじゃないかと思っていました。
アラフォーで一応大卒で一般的には会社で役職も付き、年収もそこそこある年齢なのにアルバイトの掛け持ち生活でしたから。
みじめだなとも思っていましたし。
そう考えると、安い時給で働いている人の中にはこれは底辺だなと思う人も当然いると思います。
正社員から見下された
派遣社員は現場で正社員から見下されるということが時々あります。
それはなぜか。
- 派遣は正社員よりもレベルが低いと思われている
- すぐに辞める
- 難しくない作業でも出来ない人がいる
- 欠勤が多い
といったことが主な理由です。
派遣社員からすると
- 正社員並みに仕事してるし
- 正社員より仕事が出来る人もいる
のに何で見下すんだろうと思います。
全員ではないですが、さまざまな理由で正社員はどこかに
「自分達よりも下(レベルの低い)の人間」
という気持ちがあります。
私が派遣管理担当の時に、こういった相談を派遣社員から受けることが時々ありましたから。
見下された態度を取られていくうちに、「自分達は底辺なのかな」と思うようになる人もいるでしょう。
派遣は使い捨てだと思っている
製造現場(工場)で企業が派遣社員を採用する主な理由は、生産の増減に対応させるためです。
生産数が
- 増えれば派遣も増やす
- 減れば派遣を減らす
といった調整弁の役割をしています。
いつ切られてもおかしくない不安定な状況で働いていることになります。
「どうせ何かあれば自分達を切るんだろう」
と思う派遣社員も当然います。
それで自分達工場の派遣は底辺だと思うようになります。
転職を失敗して正社員になれない
派遣社員で働いている人の中には、なかなか正社員での転職が決まらないからという理由の人もいます。
そのような人からすると、派遣を見下す正社員に近い気持ちがあると思います。
「自分は周りの派遣社員とは違う」
とどこかにそういう気持ちがあります。
自分が本来いるべき場所はここではないと思っているので、今現在派遣社員として働いている自分がみじめになっていきます。
そして
「今自分が置かれている派遣という身分は底辺だ」
と思うようになります。
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工場の派遣が底辺と感じている人はどうすればいい
今派遣で働いていて”工場の派遣は底辺”と感じている人は、まず自分がなぜそう思うのか考えてみましょう。
ちなみに私はこれまでの経験でこれは底辺だなと感じたことが2度あります。
- アラフォーでアルバイト掛け持ちで生活していた時
- 派遣の営業で毎日飛び込み営業をしていた時
アラフォーでアルバイト掛け持ちで生活していた時はほんとに自分でみじめだなと思っていました。
前でも書きましたが、一応大卒で住宅メーカーや大手派遣会社などで正社員としての経験がありましたが、自分のだらしなさが原因で転職を繰り返し不況の影響も重なり、結果アルバイト生活となりました。
年収は200万切るくらいでした。
派遣の営業で毎日飛び込み営業をしていた時は、毎日毎日決められたエリア内のビルを上から下まで100社前後飛び込みで営業していました。
営業経験がある人から見ると飛び込み営業は営業の中では底辺の営業だと思います。
それはなぜか。
単純に過酷だからです。
営業しては断られの繰り返しを毎日100回も繰り返すんです。
この2つの環境下にいた時は、
「底辺だな」
と思っていました。
そして必死になって転職活動をして”底辺”から抜け出すことができました。
派遣で働いていて底辺と思う原因があれば、その原因を取り除く行動をしなければずっと底辺でみじめに感じることになります。
- 派遣という身分が原因なら正社員に転職する
- 時給が安いと思うなら高い求人に応募する
- 見下されるのが嫌ならスキルアップする
ある程度自分の努力と行動力が必要になります。
今のままでは”派遣は底辺”のままです。
- 今すぐ求人を探してみるとか
- 他の人よりも勉強するとか
- 作業を多くこなすとか
行動を起こしましょう。
行動を起こせば状況は変えられます。
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工場の派遣は底辺なのか?実際の勤務経験から真実を解説しますのまとめ
工場の派遣は底辺なのか?実際の勤務経験から真実を解説しますのまとめです。
「工場の派遣は底辺」
あなたがそう思う理由は何でしょうか。
- 派遣という雇用形態?
- 給料が低いから?
- 正社員から言われたから?
- 正社員が落ちたから?
前でも書きましたが、私は派遣社員として働いていた時”派遣は底辺”とは思ってなかったです。
理由は
- 正社員よりも給料が高かった
- 責任のある仕事も任された
- 正社員が普通に接してくれた
- 社宅完備だった
- 過酷ではない環境だった
からだと思います。
”工場の派遣は底辺”と思うかどうか。
結局は自分次第です。
マンガのように、地下トンネル工事の過酷な労働で賃金も安く、休みもなく働かされているのならほとんどの人は底辺だなと思うはずです。
でも、今の製造(工場)の派遣は時給もそれなりに高く、社宅もあり、場合によっては送迎もあって普通の人から見るとかなり恵まれた状況です。
上をみたらきりがないですし、底辺だと感じるなら自分で努力が必要です。
少し厳しく書きましたが、これが現実です。
”工場の派遣は底辺だ”
今自分がそう思っているのであれば、今すぐそこから抜け出す行動を起こしましょう。
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